清酒「花の井」蔵元西岡本店

お店について

 天明二年(1782年)創業,2021年で創立239年となる花の井は良質な米と水,そして杜氏の心意気で醸造されるお酒です。伝統を守るとともに進取の精神で真摯に酒を造り販売しています。

  花の井は茨城県産の米と筑波山水系の伏流水を使用した純米酒です。穏やかな香りで,純米酒特有のしっかりとした味わいで,味付けの強い料理にも負けない辛口酒を作っています。2017年にフランスで初開催された日本酒コンクール「サロン・デュ・サケ」では純米酒が最高位のプラチナ賞を受賞しました。



質問①「今年のひなまつり開催中止についてどう思いますか?」

 仕方がないということが一つと少し良いきっかけということがもう一つの思いです。良いきっかけだと思った理由は,少し休憩して原点に戻ろうという考えができたからです。

質問②「雛人形の魅力は何ですか?」

 日本の伝統や文化を大切にしてきた職人さんの,手先の器用さから生み出される手仕事。職人さんが魂を込めてつくっているものだというところにも魅力を感じます。

質問③「雛人形の歴史について教えてください。」

 京都が都であったときが始まりで,安土桃山時代から江戸後期にかけてひいな遊びといわれる人形遊びから雛人形へと変化していきました。




質問④「今まで雛祭りをしてきてよかったと思うことは何ですか?」

 色々なエリアの方が真壁を目的地として観光をしに来てくれたことです。

質問⑤「雛人形を店に取り入れたのはいつですか?」

 16年くらい前です。観光客の方々に滞在してもらいたいという事と雛人形を見て楽しんでもらいたいという思いから飾りました。





感想

 雛人形の歴史や魅力などについて学ぶことができました。雛祭りをしてきてよかったことや雛人形を店に取り入れた熱い思いなど聞くことができました。真壁の人たちは,雛祭りを大切にしているということに改めて気付きました。私たちも,町の人たちと一緒に,雛祭りを大切にしていきたいです。

 今回のインタビューで,真壁の人たちの温かい心や優しさに触れることができて嬉しかったです。